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勉強でスランプになるときの原因とその抜け出し方【受験勉強のスランプ】

「こんなに勉強しているのに、全然結果に表れてこない」

と感じたことはありませんか?

感じたことのある人は、2種類に分かれます。

  • 勉強していると思い込んでいるだけで、実際はそこまでやってない人
  • 勉強のスランプに入っている人

今回は、後者の人向けの記事です。

スランプの原因を探り、脱出方法を考えていきましょう。

勉強のスランプとは?

スランプとは?

「そもそもスランプって何?」という人もいますよね。

不調。心理的,身体的または情緒的に複合した形で原因のつかみにくい一種の混乱状態。
出典:コトバンク

これが「スランプ」の意味です。

主にスポーツ界で使われる言葉です。

勉強におけるスランプ

勉強でスランプという言葉はあまり使わないですよね。

しかし、勉強にもスランプは存在します。

成績が伸びないときの多くは、努力不足とみなすので、あまり使われないのだと思います。

「めちゃくちゃ勉強してるのに点数が上がらない。むしろ下がる」

こういうときは、勉強のスランプに陥っているのかもしれません。

勉強のスランプになるとき

勉強のスランプになるときは、いくつか特徴があります。

自分がどれかに当てはまらないか、考えてみてください。

好調な状態が続いていた

ずっと順調だったにも関わらず、突然そうじゃなくなることがあります。

成長には波があるので、当然と言えば当然のことなんです。

しかし、ずっと順調だった人にとっては、成長が止まることはショックで不安に感じます。

これは比較的軽度のスランプなのですが、甘く見てはいけません。

人によっては、極端に重症化してしまう可能性があるのもこのタイプのスランプです。

焦りや不安がある

何かに対して焦りや不安があると、成長が鈍くなるときがあります。

受験は良い例です。

受験が近づいてくると、点数を上げなければいけないと思いますが、なかなか点数は上がりません。

その焦りや不安が、さらにスランプを重症化させます。

負のサイクルに入ってしまうと、どうしようもなくなってしまうのがこのタイプです。

周囲からのプレッシャー

周りからのプレッシャーを感じるときは、自分に自信がないときです。

そういうときにも、スランプに陥りやすくなります。

理想の自分と現実の自分の差異が、必要以上に大きくなってしまい、今の自分に合っていないことをしてしまいがちです。

マンネリ化

最初は効果が出ていたことでも、続けていると意味がなくなっていることがあります。

それに気づかず、ずっとそればかりやっていると、学習量と成果の解離が起こります。

始めに効果が出ると、途中で無意味になっていることに気が付くのは意外と難しいものです。

勉強のスランプからの抜け出し方

では、スランプに陥ってしまったとき、どのようにして抜け出せばいいのでしょうか。

一度立ち止まってみる

やるべきことは、これだけです。

まずは、今やっていることをやめてみましょう。

そして、今までやっていたことを振り返ってみましょう。

それが今の自分に合っていることなのか。今やるべきことなのか。

冷静に考えれば、正しい判断ができるはずです。

もしかすると、今までの自分に対する間違いが見つかるかもしれません。

間違いが見つかれば、そこを修正して再スタートを切りましょう。

ただでさえ結果が出ないのに、それまでやっていたことまでやめるのは不安だと思います。

しかし、それが結果的に一番の近道なのです。

最後に

スランプは突然やってきて、突然去っていきます。

何をすれば抜け出せるのかにも、正解はありません。

非常に厄介な相手なのです。

今、あなたができる唯一のことは、万全の準備をしておくことです。

いつスランプが来ても、余裕を持って対処できるようにしておきましょう。

そうすれば、案外スランプは来なかったりします。