就職活動を行う際に、資格取得は重要な戦略の一つとなります。資格を持つことで、自身の専門性やスキルを証明し、企業のニーズに応える準備ができます。以下では、就活に役立つ資格を7つ紹介します。
TOEIC
就活において不可欠な試験です。ほとんどの企業がES(エントリーシート)でTOEICのスコアを求めます。目安として、600点以上であれば履歴書などに記載可能な点数と言われます。外資や国際的な企業を目指す場合は、800点以上が望ましいでしょう。
TOEFL
英語系の試験では、TOEICの次に多く求められます。TOEICとの大きな違いとして、スピーキングとライティングがあることが挙げられます。実践的な英語力を測れるわけです。就活までに1度は受検して、スコアを持っておくといいです。
情報処理技術者試験
情報処理に関する一般的な知識が求められる試験です。レベル別にいくつかの種類があります。自身のレベルに応じて挑戦してみましょう。
ITパスポート
最も簡単な試験です。入社後に必須となることも多いです。1年中全国どこでも受検できるので、最低限取っておくべき資格です。
基本情報技術者(FE)
ITパスポートに比べて少し難易度は上がります。すべて多肢選択式ですが、プログラミングに関する簡単な知識が必要となります。しかし、理系であれば難しいことは少ないので、1か月程度勉強すれば取得できます。
応用情報技術者(AP)
これまでの2つに比べて難易度は大きく上がります。多肢選択式の試験に加えて、記述式の試験が行われます。また、試験が行われるのは春と秋の年2回のみです。取りたい人は前もって予定を立てておきましょう。基本情報技術者を持っている人は、その知識を忘れないうちに受検することをおすすめします。
統計検定
統計に関する知識を問う資格です。データを用いて、問題を科学的に解決する力を証明できます。これからの社会において、必要性が増していく資格になるでしょう。
特許技術者資格
理系の職に就くのであれば、特許は避けて通れません。直接特許に関わる仕事でなくとも、特許に関する知識を持っておくことは有効です。
MOS
MicrosoftのOffice製品の知識や操作スキルを証明する資格です。WordやExcelは使えて当たり前のものになっています。一定以上のスキルは身に付けておきましょう。
G検定
人工知能やAIに関する資格です。比較的新しく、認知度は低いかもしれませんが、面白いです。人工知能やAIについて幅広く学ぶことができます。