STUDY

【PDCAサイクルでは動けない】DCAPサイクルですぐに動ける人に!【行動第一】

「PDCAサイクルを実践してみよう」

こう思ったのはいいものの、なかなか行動に移せない。

こういう人は少なくないのではないでしょうか。

これは、「P→D→C→A」という順番に原因があるのです。

この順番を変えることで、すぐに行動できる人になれます。

PDCAサイクルとは?

Plan (計画)
Do (実行)
Check (評価)
Act (改善)

PDCAサイクルとは、上記の英単語の頭文字を取って名付けられた言葉です。

もともとは生産現場を中心に使われていた言葉だったが、今では幅広く使われている。

大事な部分は、この4つの工程を繰り返しながら、改善していく点です。

まず、計画して実行する。その結果を評価し、改善する。

これを繰り返し繰り返し行うことによって、確実に良い方向へと導かれます。

PDCAサイクルの欠点

PDCAサイクルは非常に優れた考え方ですが、完璧なものではありません。

行動できない

PDCAサイクルのスタートはPlan、すなわち計画です。

私たちは計画するとき、何かを調べるところから始めます。

今や、ほとんどのことはネットで一瞬で出てくるので、たくさんの情報に触れることになります。

このとき、私たちは「できる」情報よりも「できない」情報を探します。

なぜなら、本当は実行するのが嫌だからです。

いくら頭ではやりたいと思っていることでも、人間は本能で変化を嫌います。

ですので、否定的な情報ばかりが印象に残り、肝心の実行に移れなくなってしまいます。

時代遅れになる

すごく変化の早い時代になりました。

1年あれば確実にピークが過ぎるようになってしまいました。

これは、ピンチであり、チャンスでもあります。

ですが、もし計画に長い時間を掛けてしまうと、その間に流行りは過ぎてしまいます。

そうなってしまえば、すぐに実行していれば成功したことでも、失敗に終わる可能性も出てきます。

これは、非常にもったいないことです。

流行に乗り遅れないことは、現代社会では必須です。

PDCAサイクルは時代との齟齬がある 

まずは行動してみることが大事

PDCAサイクルの欠点でも説明した通り、まずは実行することが大切なんです。

したがって、これからはPDCAサイクルではなく、「DCAPサイクル」です。

まずは実行してみて、その結果をもとに改善しつつ、次のプランを考える。

とにかく、行動してみることが大事なんです。

しかし、このようなことを言うと、「もし失敗してしまったらどうしよう…」と心配になる方がいるかもしれません。

そのような方は、次の章をご覧ください。

もし失敗してしまったら…

最初に言っておきます。

行動したことが失敗になることは絶対にありません。

なぜなら、データを集めることができるからです。

「こうしたときは上手くいかなかった」というデータが得られます。

そうすれば、次はそれ以外の方法で試してみればいいのです。

これを繰り返せば、いつか絶対に大成功する日が訪れます。

一番の失敗は、行動しないことです。

これでは、データを1つも集めることができません。

したがって、次に何をすればいいのかもわからなくなります。

それどころか、やっていれば成功しただろうという、全く根拠のない自信ばかりが生まれ、いざ行動してみたときに大きくつまづく可能性が高くなります。

ですので、行動してしまえば、「失敗」の2文字は考えなくて大丈夫です。

「行動=成功」だと思ってください。

最後に

今回は、DCAPサイクルについて紹介しました。

少し順番を変えただけですが、効果は抜群です。

皆さんも少しだけでいいので、行動第一を意識してみてください。