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【鶏口牛後】大学選びは牛後鶏口【できるだけレベルの高い大学を目指す】

大学選びのときに、少し挑戦してレベルの高いところを目指すか、合格の可能性を高めるためにレベルを落とした大学を目指すかを迷う人は多いと思います。

たしかに、合格できなければ、元も子もありません。

しかし、すぐにレベルを落とす判断はしてほしくありません。

あなたを成長させる可能性が高いのは、レベルの高い大学です。

なぜなら、レベルが高いということは、それほど優秀な人に選ばれた大学だからです。

今回は、その理由を紹介します。

鶏口牛後ならぬ牛後鶏口とは?

タイトルに「牛後鶏口」とありますが、これは私が造った言葉です。

ご存じの通り、鶏口牛後をちょっといじりました。

鶏口牛後とは、大きい組織の末端にいるよりも、小さな組織のトップにいた方がいいという意味の四字熟語です。

ここでは、組織の大きさを大学のレベルとして解釈することとします。

そこで私が考えたのが、「牛後鶏口」です。

すなわち、レベルが劣る大学のトップにいるよりも、レベルが勝る大学の下位にいた方がいいということです。

たしかに、非常に僅差の大学同士では、「鶏口牛後」が成り立つかもしれません。

ただし、明らかな差がある大学同士では、「牛後鶏口」が成り立ちます。

とにかくついていけば大丈夫

中には、レベルの高い大学に行くと、周りについていけないのではないかと不安に感じる人もいると思います。

ですが、その不安は必要ありません。

最下位でも問題なし

最下位に抵抗感を抱く人は多いと思いますが、最下位でも問題はありません。

抵抗感を感じているのなら、健全な状態であるとすら言えます。

しかし、ここで言っている最下位は、ちゃんと単位を取得している人の中での最下位です。

留年は、絶対にNGです。

要は、順調に大学が示す卒業条件をクリアさえしていれば問題ないということです。

これは、周りとの差がどんなに大きくても、大学に入れた以上、クリアできるようになっています。

頑張れば達成できることです。実力がない人ほど、死に物狂いで努力してください。

相対的な差は縮まるはず

最下位だとしても、順調に学年を上げていけば、周りとの相対的な差は縮まるはずです。

同じ授業を同じ環境で受けています。

ということは、絶対的な差が広まることはないのです。

したがって、相対的な差は次第に縮まっていきます。

だから、実力不足の人は、粘り勝ちを狙いましょう。

粘る時間が長ければ長いほど、気づけば周りと同等のレベルになっています。

ひたむきに努力を続けましょう。

経験談

私の経験談をお話いたします。

このブログでは何度か述べておりますが、私は自分の実力と大きな差異がある大学に進学しました。

一般的なパターンと異なり、自分の実力をはるかに凌駕する大学に入ったのです。

私の実力とは、地元の国公立大学を目指すほどでした。

それにも関わらず、今では早稲田大学に通わせていただいているのです。

入学当時は、絶対についていけないと思いました。(これは今でも恐れ続けています)

しかし、今まで単位を落としたことは一度もありません。

すごく順調に進んでいます。

もちろん、これは私だけで達成できることではありませんでした。

ありがたいことに、友達に恵まれ、いつも丁寧に教えてもらっています。

「ギブ&テイク」という言葉がありますが、私の場合は「テイク&テイク」です。

それでも友達は優しく教えてくれるのです。

これは幸運でした。

このように、やり方は一概に正しいとは言えないのかもしれませんが、なんとかついていけています。

そして、成績もまあまあなところでキープできています。

よくボロが出ることはありますが、落ちこぼれではないと思います。

まだ大学も中盤に入ったところなので、このまま順調に続くかわかりません。

ですが、今のところ、私はとてつもない成長を感じています。

正直、地元の国公立大学に行くよりも成長できたと思います。

色々な奇跡があり、このような状況になっているのですが、結果的に私は大きく成長できました。

なので、皆さんにも、少しでもレベルの高い学校を目指してほしいと思います。

最後に

大学選びでは、理想論と現実論のバランスが求められます。

慎重に検討し、自分にベストな選択をしてください。