フリーランスで稼いでいこうと考える人の多くは、クラウドソーシングを利用すると思います。
そこで、都合の良い情報だけを見て始めた人にありがちなのが、「ライティング」の案件だけをこなして生き残ろうとすることです。
結論から言うと、このやり方で生活するのは無理です。
そもそも、クラウドソーシングにあるライティングの案件は、報酬が低すぎるものしかないのです。
クラウドソーシングとは？
クラウドソーシングとは、不特定多数の人に対して、専門的な業務を外注するという仕組みのことです。
つまり、苦手な部分をそれが得意な人にお願いするということです。
企業の場合、外部に頼むことを「アウトソーシング」と呼びますが、その対象が不特定多数の場合を「クラウドソーシング」と言います。
対象が不特定多数ということは、我々も対象になり得るのです。
クラウドソーシングにある仕事
クラウドソーシングには、様々な仕事があります。
その中でも、多いと思ったジャンルを紹介します。
ライティング
この記事のテーマでもある、「ライティング」の案件です。
主に、ブログの記事などに使う文章を作ります。
厳密に言えば違うのですが、一般的には誰にでもできる仕事です。
プログラミング
最も需要のある、「プログラミング」の案件です。
HTML & CSSなどの簡単な言語だけでできる案件もあれば、Web開発などのより専門的な知識が必要な案件もあります。
最低1万円くらいの高単価な案件が並びます。
画像・動画編集
近年、需要の増している「編集」の案件です。
特に動画産業は、急激に拡大しており、編集の部分を外注する人も増加しています。
アンケート
不特定多数の人に見られるという特徴から、「アンケート」の案件もあります。
しかし、これは非常に簡単であり、廉価な報酬しかもらえません。
ライティングは稼げない
最初にも述べましたが、ライティングでは稼げません。
私は、クラウドワークスを利用しているので、その経験から話します。
クラウドワークス上にあるライティングの案件は、大体文字単価が1円以下のものばかりです。
高くて、2円というところでしょう。
1万文字を執筆して、やっと1万円を稼げるのです。
1万文字は、1日の大半を使えば書けるくらいの文字量です。
もちろん、自分の好きなことを書くのではなく、クライアントの指示に従って書かなければいけないので、文章を考えるのにも時間が掛かります。
私はWebライター検定3級を取得していますが、それによって報酬が上がるわけでもありません。
正直、人としても収入としても、成長が見込めません。
成長があるとすれば、天才的なスピードでライティングできる技術を身に付けるくらいです。
これを生活の主軸にするのは、絶対におすすめできません。
稼ぎたいならプログラミング
クラウドソーシングで稼ごうと思うなら、プログラミング一択です。
HTMLとCSSというとても簡単な言語を使えるようになるだけで、1万円の案件を取れるようになります。
この言語だけなら、2週間あれば、必要な知識を身に付けることができます。
さらに、プログラミングであれば、勉強すればするほど、高単価な案件を取れるようになります。
数十万円の案件を取れるようになれば、月収100万円も容易に目指せます。
プログラミングスキルは、学んで絶対に損がないものです。
文系・理系に関わらず、とりあえず経験してみるのがいいと思います。
最後に
稼ぐのって難しいですよね。
稼ぐためには、たくさんのことを学び、とにかく挑戦してみることが大切です。（多分）
