文系の多くの人は、化学の道を通ると思います。
あなたは化学が好きですか?
「いいえ」と答えた人が半数を超えるのではないでしょうか。
その気持ちは十分お察しします。
自分も、化学は好きではありませんでした。
しかし、今ではすっかり洗脳されています。
今回は、皆さんのことを洗脳していきたいと思います。
「化学は面白いのです」
化学のここが難しい
化学が苦手になる原因の多くはこの2つだと思います。
- イメージしづらい
- 記号が多い
順番に見ていきましょう。
イメージしづらい
化学で扱うもののほとんどは、目で直接見ることはできません。
また、習ったことを生活の中で実感することも少ないと思います。
(本当は、一番身近で実感できる教科なのですが、、、)
そのため、頭の中で想像できなくて、理解できないということは多々あります。
記号が多い
化学においては、日本語ではなく、アルファベットで表されることが多いです。
P2O5、CH3CH2OH、CH2O、C24H12、………
これはどれも化学式です。
これを見て、化合物の名称や構造がパッとわかりますか?
わからなかった場合は自分で調べてみてください。
実はこれ、全て同じ方式で記述しているわけではありません。
組成式、分子式、示性式、構造式、電子式というように、分子の表し方だけでも5種類あります。
これも化学が難しいと感じるひとつの要因ですね。
ちなみに、最後の化合物は、私が最も好きな化合物です。
構造が美しいので、ぜひ調べてみてください。
化学が苦手な人の特徴
化学が苦手な人には、いくつかの共通点があります。
ひとつずつ解説します。
丸暗記しようとしている
化学を暗記で解決しようとするのは、無理です。
科学の中では、生物が暗記事項の多い教科として挙げられますが、暗記で化学を乗り越えようとしたら、生物より覚えることは多くなります。
しかし、文系の人は覚えようとしてしまう人が多いです。
ただでさえ、社会科目で大量に暗記しなければいけないと思うので、化学くらいは覚えることを減らしましょう。
問題を解かない
教科書ばかりを読んでいて、問題を解かなければ、点数は上がりません。
化学は、使っていると、嫌でも覚えます。
本当は、実験をして、レポートを10時間くらい掛けて書けば、ばっちりです。
しかし、そんなことをしている時間はないので、問題を解きましょう。
知識を使うことが重要です。
化学を面白さに気付くためには…
化学を面白く感じる方法を2つ紹介します。
- 理論を理解する
- とにかく楽しむ!
前者は具体的な方法で、後者は抽象的な方法です。
どちらもやってほしいですが、より大切なのは後者です。
理論を理解する
理論を理解することで、覚えることは格段に少なくなります。
また、初見の問題にも対応できるようになります。
化学は、科学の基本です。
現実に起きることのほとんどは、化学を使って説明することができます。
ですので、化学の理論は科学の理論です。
一度、理論を理解してしまえば、様々な場面で使えるようになります。
とにかく楽しむ!
どの教科にも通じることですが、一番大切なのは楽しむことです。
楽しむことで、脳が積極的になってくれます。
より勉強しようと思いますし、覚えるスピードも上がります。
最初から、苦手な教科の勉強を楽しむことは難しいかもしれません。
そういうときは、自分に暗示を掛けましょう。
化学を勉強する前に毎回、「化学は楽しい」と3回唱えてみてください。
1か月後には、化学大好き人間になっています。
最後に
まずは、この記事を読んだ後に唱えてみましょう。
「化学は楽しい、化学は楽しい、化学は楽しい」