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【世界一の言語】日本語は難しい 文字編【国語が面白くなる】

これは前回の続きです。

まだ前回の記事を見ていない方は、【世界一の言語】日本語は難しい 概要編【国語が面白くなる】を先に見ることをおすすめします。

今回から本格的に日本語が難しい理由について説明します。

今回は文字についてです。

日本語で使われている文字は難しすぎます。

3種類も使い分ける

ご存じの通り、日本語はひらがな・カタカナ・漢字を使い分けます。

3種類の文字

ひらがな

日本語には欠かせない文字です。

これができないと、日本語で伝えているとは言い難いでしょう。

ひらがなの文字数は約50文字です。

これだけで英語のアルファベットの文字数を超えてしまいます。

しかも何気に「ふ」や「を」など書くのが難しい文字もあります。

カタカナ

外来語はカタカナを使います。

これをひらがなで書いてしまうと、違和感を感じると思います。

日本人にとってこの使い分けは簡単なことでしょう。

しかし、外国人にとっては非常に難題です。

日本人だから外来語がわかるのであって、外国人に外来語はわかりません。

文字数もさらに50文字の追加です。

ひらがなと合わせると、もう100文字になってしまいました。

漢字

大問題の漢字ですね。

これに関しては後から個別にまとめたいと思います。

表音文字と表意文字を使い分ける

私はこんな言語を他に知りません。

どういうことかを説明していきます。

表音文字とは文字自体は意味を持たず、音だけを表す文字のことです。

アルファベットがこれに該当します。

表意文字はこれとは対照的に、意味を表す文字のことです。

漢字がその例です。

ほとんどの言語ではこのどちらかのみを使います。

しかし、日本語は違います。

表音文字であるひらがな・カタカナと、表意文字である漢字を使い分けるのです。

日本語はやばい言語です。

皆さんが何気なく使い分けている文字も、外国人からすると超高難度なことをしているのです。

【最難関】漢字

「今から3,000の複雑な図形を覚えてください」

「それらを瞬時に描けるようにしてください」

こんなことを言われたら絶望するでしょう。

しかし、皆さんはすでにこれをやっています。

そうです。複雑な図形とは漢字のことです。

外国人からしたら、漢字はただの図形にしか見えません。

そして、日本語で一般的に使われている漢字は約3,000文字あります。

日本人のほとんどはこれを使いこなすわけですから、ただの化け物です。

日本語を流暢に話すような外国人でも、漢字はあまり書けないことが多いです。

外国人に人気の苗字は「田中」です。(自社調べ)

最後に

今回は文字の面から日本語の難しさを考えました。

すでにこの時点で日本語のやばさが伝わっていると思います。

しかし、日本語のやばいところはまだまだあります。

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