カリウム(Potassium, K)は、元素記号K、原子番号19の化学元素です。周期表の第1族に属し、アルカリ金属の一つです。カリウムは、自然界では単体としては存在せず、主に鉱物や塩類として存在します。
基本情報
和名 | カリウム |
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英名 | Potassium |
語源 | 英語「草木灰(potash)」 |
元素記号 | K |
原子番号 | 19 |
原子量 | 39.10 |
常温(25℃)での状態 | 固体(金属) |
色 | 銀白色 |
密度 | 0.862 g/cm3(-80℃) |
融点 | 63.65℃ |
沸点 | 765℃ |
発見者 | デービー(イギリス)[1807年] |
含有鉱物 | カリ長石 |
歴史
発見
1807年、イギリスの化学者ハンフリー・デービー(Humphry Davy)が、カリ(KOH)を電気分解することによってカリウムを初めて単離しました。
名前の由来
主な用途
肥料
カリウムは植物の成長に不可欠であり、カリ肥料(硫酸カリ、塩化カリなど)として広く使用されます。
工業化学品
水酸化カリウム(KOH)
石鹸、洗剤、バッテリーの製造に使用されます。
硝酸カリウム(KNO₃)
火薬や肥料の成分として利用されます。
医薬品
カリウムは生体内で重要な役割を果たし、カリウム補充薬として利用されます。
食品添加物
塩化カリウム(KCl)
食品のナトリウム代替品として使用され、低ナトリウム塩などに利用されます。
生成方法
鉱石と鉱床
カリウムは主にカーネライト(KCl·MgCl₂·6H₂O)やシルビン(KCl)などの鉱石として存在し、これらの鉱石から抽出されます。
産地
主要なカリウム生産国には、カナダ、ロシア、ベラルーシなどがあり、これらの国々が世界のカリウム供給の大部分を占めています。
化合物
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主な特徴
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