学科試験の勉強で、なかなか交通ルールを覚えられずに、苦労している人も多いのではないでしょうか。
そういうときは、例外を覚えるのが効果的です。
例外を覚えてしまうことで、一般的なルールも同時に覚えられるので、労力を抑えられます。
また、実際の路上では、例外の状況がたくさんありますので、覚えて損はないです。
今回は、交通ルールの例外をどんどん紹介していきます。
左側通行の例外
車は基本的に、道路の中央から左の部分を走らなければいけません。
このルールの例外は以下の通りです。
- 一方通行となっているとき
- 左側部分の幅がその車の通行に十分でないとき
- 左側部分だけでは通行するのに十分な幅がないとき(道路工事など)
- 左側部分の幅が6メートル未満の見通しのよい道路で、反対方向からの交通を妨げるおそれがない場合に、他の車を追い越そうとするとき
- 勾配の急な道路の曲がり角付近で「右側通行」の標示があるとき
簡単にまとめれば、左側通行が不可能なとき、あるいは左側通行に危険が伴うときです。
軌道敷内の通行禁止の例外
車は、軌道敷内を走ってはいけません。
このルールの例外は、以下の通りです。
- 左折・右折・横断・転回のため、軌道敷を横切るとき
- 危険防止のため、やむを得ないとき
- 左側部分の道幅が、車が通行するのに十分なものでないとき
- 左側部分だけでは通行できないとき(道路工事など)
- 標識により、軌道敷の通行が認められている自動車が通行するとき
軌道敷内を通行するときは、後方からの路面電車に注意しましょう。
路面電車の進行を妨げないように、速やかに軌道敷外に出るか、十分な距離を取らなければいけません。
例外の共通点
以上が、交通ルールの例外でした。
意外と少なかったかもしれません。
ですから、基本的には一般的な交通ルールを順守しましょうということです。
しかし、例外があるということは、必ず理由があります。
- 危険を避ける
- 不可能は諦める
まず、交通ルールの一番大きな目的は、危険を防ぐためです。
したがって、交通ルールによって、危険が発生することは絶対に防がなければいけません。
例外の一番のポイントは、危険を避けることです。
次に、不可能なことはどうしようもありません。
交通ルールに従うために、何日も何か月もそこで待っているわけにはいきません。
そこの部分は許容されています。
他に解決手段がないか確認したのちに、行動しましょう。
最後に
自分が思っていたより、例外が少なかったというのが今の気持ちです。
実際に習っているときは、もう少しあったと思っていたんですけどね。
また、書き忘れている例外があれば、追加しておきます。