勉強したにも関わらず、テスト直前に不安を感じたという経験をしたことはありませんか?
逆に、勉強を全然していないのに、謎の自信に満ち溢れるという経験をしたことはないでしょうか?
これらは、あることが原因で起こっています。
今回は、その原因を解説していきたいと思います。
テスト前に感じる2種類の感情
冒頭で述べた通り、テスト直前には2種類の感情のどちらかが生まれます。
- 猛烈な不安
- 謎の自信
猛烈な不安
これは、頑張って勉強をしたときに感じます。
一生懸命勉強してきたはずなのに、直前になって、何もわからなくなってしまうような感覚です。
「テストでひとつも解けなかったらどうしよう」と心配になる人もいるでしょう。
謎の自信
これは、直前まで勉強していなくて、一夜漬けをしたときに感じます。
「意外とイケるじゃん!」ってなるんですよね。
このように感じたら、危険信号だと思ってください。
「不安」は勉強量に比例
テスト前に感じる「不安」は勉強量に比例します。
つまり、勉強をすればするほど、感じる不安は大きくなります。
不安になったら、「もっと勉強をしなくてはいけない!」となり、さらに勉強をすると思います。
不安の正体は「無知の自分」
なぜ勉強をすればするほど、不安に感じるのか。
それは、不安の正体が「無知の自分」であるからです。
勉強は、自分が知らないことを見つけ、それを知ろうとする行為です。
すなわち、勉強をすれば、どんどん知らないことが見つかっていくのです。
初めのうちは、教科書を見るだけで解決するような内容です。
しかし、それくらいの範囲をコンプリートすると、自分で様々なことを調べる必要が出てきます。
そうなると、どうしても時間が掛かってしまいます。
だから、テスト前になると、「あれも知らない、これも知らない」となり、不安になってくるのです。
不安を感じるまで勉強するべき
ここまで読んできてもらえれば、わかったと思います。
テスト前の不安は、何の心配もいりません。
逆に、不安に感じたら、勉強を頑張ってきた自分を褒めてあげてください。
テストでは、きっと良い結果が出ると思います。
適度な緊張でテストを受ける
ただし、これだけは気を付けてください。
よくあるのが、その不安から、過度な緊張をしてしまうことです。
過度な緊張をしてしまうと、テストで自分の力は発揮できません。
もし、それで成績が落ちてしまうと、自分に自信を失い、勉強することの意味を見失ってしまうかもしれません。
ですので、テスト前に「緊張しすぎているな」と感じたら、今まで勉強してきたことを思い出して、自信を持ってください。
これが行き過ぎて、リラックスしすぎるのもよくないので、気を付けてください。
気持ちを調整するのは、難しいです。
最後に
私は、「猛烈な不安」と「謎の自信」をどちらも感じた経験があります。
テストの結果が良かったのは、「猛烈な不安」を感じたときです。
皆さんも、不安を感じたときは、自信を持ってテストを受けてください。