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【読書術】年間0冊だった人が1冊の本を読み切れるようになる方法

「本を読もうとは思うが、途中で飽きて読むのをやめてしまう」

こうなってしまう人は少なくないですよね。

私もその一人でした。

本を読んでいると、眠くなってしまい、序盤数ページで終了。

下手をすると、買ったことに満足し、読まないまま一生本棚入り。

こういうことは日常茶飯事だったのです。

しかし、今では少しだけ読書に積極的になれています。

今回は、読書をできるようになった方法を紹介します。

読書の重要性

まずは、なぜ読書をする必要があるかを確認しましょう。

今の時代はネットで必要な情報のほとんどを入手できます。

しかし、ネットの情報は信憑性があまりなく、断片的なものが多いです。

それに比べて、本の情報は非常に優れています。

なぜならば、本はその道の専門家が書いており、さらに出版する際には校閲が行われているからです。

本を書くには、その分野において知名度があり、誰かが読みたいと思うような人である必要があります。

ネットだと誰でも書けてしましますし、匿名でやることもできるので、テキトーな記事の可能性もあるわけです。

中には、自分が利益を出すことしか考えていない、嘘だらけの記事も存在します。

ネットで情報を得るときは、このようなことに対する注意が必要なのですが、本にはあまり必要ありません。

この世に出版されている本であれば、読んで損はないでしょう。

また、筆者が書いた後に、筆者とは別の人が校閲という作業をしています。

誤字・脱字がないかなどの文法の正しさを確かめるほか、情報が正しいかも確認しています。

ですから、誤った情報が書かれている可能性は極めて低いです。

本の情報は、ネットの情報よりもはるかに信憑性が高いのです。

ここまで書いて気づきました。

このままだと、読書の重要性を伝えるだけでこの記事が終わってしまいます。(笑)

なので、詳しいことはまた別の記事で紹介することにします。

読書への準備

ほんとは、いきなり本を買ってみようと言いたいところなのですが、それだと今までと同じ結果になっちゃいますよね。

まずは、読書のための準備をしましょう。

読書のモチベーションが上がってどうしようもないという人は、ぜひ今すぐ本を買ってきてください。

では、準備について説明していきます。

本棚を買う

とりあえず、本棚を買いましょう。

空いている本棚があれば、埋めたくなるはずです。

そうすれば、本屋を通りすがったときに、自然と買ってみようかなと思うようになります。

そして、買った本はどんどん本棚に並べましょう。

読書歴が見える化されることで、次の1冊に手が伸びやすくなります。

また、本棚に本が埋まっていくと、背表紙を見ただけで自分の世界観が広がっていきます。

中古品でもなんでもいいので、とにかく本棚を用意しましょう。

短編を読んでみる

1冊の本は何文字でできているか知っていますか?

答えは、約10万文字です。

想像がつきづらいですよね。

目安として、この記事は約2000文字です。

つまり、この記事の50倍くらいの文字量です。

最初からこの文字数を読み切ろうというのは、ちょっと厳しいです。

なので、まずは短編を読むところからスタートしましょう。

短編は数千~4万文字くらいで書かれています。

これでも多いと感じたかもしれませんが、この記事をここまで読んでいるあなたなら絶対に読めます。

短編を読み切る成功体験を積み重ねて、自信をつけていきましょう。

読書入門

いよいよ、読書を始めましょう。

パッと選ぶ

本屋に行って、本を買ってみましょう。

現代では、ネットで本を買うことも可能です。

しかし、本は自分の目で見て決めてほしいです。

ネットでは、自分が調べた本と、その関連商品としてAIが選んだ数冊しか出てきません。

本屋に行けば、色んなジャンルの色んな本が並んでいます。

見て回っているだけで、世界観は広がります。

そして、本屋で本を買うときは、パッと決めてください。

タイトルと表紙のデザインだけを見て、少しでも興味が湧いたら買ってみてください。

きっとその本はあなたの好きな本です。

自分で選んだ本と他人に勧められた本では、読書に対するやる気が変わります。

勧められた本を読むのもいいですが、読書に慣れていないうちは、自分で選んだ本を読むのがおすすめです。

読み方にこだわらない

自分の中で、勝手に読み方のルールを作っていませんか?

最初のページから読み始めないといけないとか、一言一句読み飛ばしたらいけないとか。

こういう自分でルールに縛られて、読書のことを嫌いになってしまう人も多いです。

しかし、実際はそんなことを気にする必要は全くありません。

目次を見て、好きなページだけ読めばいいんです。

図だけに目を通して、読んだことにしてもいいんです。

本を開いて、それを見ているだけで、本を読んでいなかった昔の自分から確実に成長しています。

最後に

読書は人生を豊かにしてくれます。

ネットの時代となり、本の需要は減ってきました。

しかし、こんな時代だからこそ、読書だけで周りと差をつけられます。

まずは、気になった一冊を手に取ってみましょう。