エンインメタセシスは、ルテニウム触媒を用いたアルキンとアルケンの結合再編成反応であり、1,3-ジエンを生成する。分子間反応はクロスエンインメタセシス(Cross-Enyne Metathesis)と呼ばれ、分子内反応は閉環エンインメタセシス(Ring-Closing Enyne Metathesis、RCEYM)と呼ばれる。
概要
歴史
反応機構
実験手順
ジクロロメタンとトルエンの混合溶媒に溶解させたアルキンにHoveyda-Grubbs 2nd触媒を加える。エチレン雰囲気下で加熱する。アルキンの消失を確認後、室温まで冷却して溶媒を留去し、ショートカラムで精製する。
実験のコツ
発展
応用例
“Total Synthesis of Putative Melognine”
Yui Irie; Satoshi Yokoshima, J. Am. Chem. Soc., 2024, 146, 9526-9531. DOI: 10.1021/jacs.4c02086
参考文献
関連書籍
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