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【共通テスト攻略】地理はジグソーパズル【考え方の重要性】

地理を勉強する上で、このような悩みを抱えてはいないでしょうか。

地理は、社会科目であるにも関わらず、考え方は理系教科に限りなく近いです。

そのため、文系でも「地理は苦手」という人が多いかもしれません。

そこで、今回は地理の考え方をジグソーパズルに例えて、勉強法を紹介していきます。

ジグソーパズルの特徴

ピースの数が多く、それぞれのピースだけでは何が描かれているかわからない

これが、ジグソーパズルの大きな特徴であると思っています。

順に説明していきます。

膨大なピース数

とにかくピースの数が多いですよね。

途中でピースが1枚無くなったとしても、気が付かないでしょう。

パズルが完成したときに、やっと気が付きます。

しかし、1枚くらい欠けていても、何の絵かははっきり認識できると思います。

ですが、パズルのクオリティは格段に下がるでしょう。

1枚ではわからない大きさ

次は、1枚のピースに注目します。

今まで見てきたジグソーパズルで、1枚だけで何の絵か認識できたものはありましたか?

自分の経験上では、ないです。

大抵、1枚のピースには、一色または二色くらいの情報しかありません。

その情報と完成形を見比べながら、作りますよね。

ジグソーパズルのピースは、単独で見ると、あまり価値がないのです。

地理はジグソーパズル

地理の勉強方法及び解法は、ジグソーパズルにとても似ています。

情報は無限に存在

地理で必要となる情報は、無限に近いです。

地理の場合、教科書や資料集に載っている情報は、最低限に過ぎません。

その他にも、色々なランキングやその土地の特性を知っておくことが求められます。

農作物に関わるランキングを例として、説明します。

農作物は、種類がめちゃくちゃ多いです。

じゃがいも、にんじん、ぶどう、小麦、キャッサバ、……

また、農作物の何に注目するかでも、いくつかに分かれます。

生産量なのか、輸出量なのか、輸入量なのか。

さらに、これを年代別に見たりすると、大変なことになります。

ここからわかるように、覚えておくべき情報は、本当に多いです。

すべてを覚えるのは、不可能です。

問題は知識の掛け算

地理の問題で、たったひとつの知識で解けてしまうような問題はありません。

複数の知識を組み合わせて、答えを導き出します。

知識は多いに越したことはありません。

しかし、全ての知識を持っていなくても、予測で問題を解くことは可能です。

ただし、予測よりも知識の方が確実性が高く、知識で解いた問題の方が自信のある解答になると思います。

しかも、解答の信用性は、使った知識の足し算ではなく、掛け算で決まります。

したがって、より多くの知識を持っていた方が有利となるわけです。

ジグソーパズル勉強法

  • ピースを集める勉強法
  • ピースをはめる勉強法

地理の勉強には、この2種類の勉強法があります。

これらを組み合わせて用いることが、非常に有効です。

ピースを集める勉強法

要は、暗記です。

少しでも多くの知識を詰め込みましょう。

この勉強法をするのは、できるだけ早い時期が望ましいです。

受験が近づいてくると、問題ベースの暗記に移行しましょう。

問題ベースの暗記とは、問題を解いて、不足していた知識を補っていく勉強法です。

ピースをはめる勉強法

ピースを集めるだけでは、ジグソーパズルは成り立ちません。

集めたピースを組み合わせて、絵を完成させることが必要です。

そのために、ピースの組み合わせ方を学んでいきましょう。

何をすればいいのかは、簡単です。

問題を解きましょう。

このとき、共通テストなどの選択肢型の問題を解いてください。

共通テストの問題は、非常に優れているので、効率的に勉強できます。

最後に

今回は、地理をジグソーパズルに例えてみました。

この考え方は、地理だけでなく、他の教科にも使えます。

化学(特に有機化学)も、ほとんど同じです。

ジグソーパズルの考え方を頭に思い浮かべながら、勉強することはおすすめです。