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【受験生必見】地理の大学入学共通テスト対策

「地理は点数が安定しない」

そういう人は少なくないはずです。

中には、地理は運ゲーだと思っている人もいるかもしれません。

しかし、地理はしっかりと基礎を押さえれば確実に高得点が取れる教科です。

正しい方法で効率よく勉強していきましょう。

地理は暗記科目ではない

地理は社会の科目ですが、暗記科目ではありません。

逆に理系科目の要素の方が多い気がします。

「地理」はジグソーパズルです。

小さな情報を集め、答えを出していくのです。

すべての情報は必要ありません。

持っているパーツから何の絵のパズルなのかがわかれば合格です。

すなわちその問題は解けるということになります。

概念を押さえる

まずは基礎的な概念を押さえてください。

教科書や資料集を一通り目を通しましょう。

ポイントは因果関係を考えることです。

そこではどのような理由があって、その結果が生み出されているのか。

これを意識してください。

地域ごとに別々で覚えてしまうと、暗記が多くなってしまいますし、応用的な問題にも対応できません。

ちゃんと因果関係を考えていれば、他の地域で起こった事象についても推測できるようになります。

地理の入試では、この推測力が問われることとなります。

ひたすら問題集

地理は教科書とにらめっこしていても、絶対に点数は上がりません。

この教科に関しては、とにかく量をこなしてください。

ここでやってほしいのは一次試験の過去問と各予備校が出版している問題集です。

第一は一次試験の過去問です。

赤本であれば、過去25年分(30回)の過去問が収録されています。

古い問題は解くな!

普通はできるだけ多くの過去問を解けばいいのですが、地理は違います。

地理の内容は数年単位で刻々と変化しており、20年も遡ると全く異なることが書かれていたりします。

目安は過去10年分を解けばいいでしょう。

しかし、それだけでは十分とは言えません。

その不足分を補ってくれるのが、予備校が出版している問題集です。

できるだけ大手の予備校が出しているものを使ってください。

これらの問題集は非常に精度が高いです。

なぜ間違っているかを説明できるようにする

選択肢のある問題はどうしてもどれが正解かを探しがちです。

しかし、本当にやるべきなのは間違いを探すことです。

一次試験の選択肢は闇雲に作られているわけではありません。

必ず誰かが引っ掛かるように作ってあります。

4択の場合、正解だけ見るか間違いも見るかで得られる知識は4倍も変わります。

どこが引っ掛けポイントなのかを考えると、解いていて楽しくもなります。

必ず2周以上は解くようにしましょう。

最後に

地理はめちゃくちゃ楽しい教科です。

一次試験の勉強は地理が一番楽しかったです。

受験生の方は日々の勉強に疲れていると思うので、地理は息抜きにしてみてはいかがでしょうか。

ゲームだと思って取り組んでみてください。