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【元素図鑑】スズ Sn【曲げられる食器の材料はこれ!】

スズに関する情報をまとめました。

元素図鑑

スズの基本情報

和名 スズ
英名 Tin
語源 エトルリア文明の明るい空の神 (Tinia)
元素記号 Sn
原子番号 50
原子量 118.7
常温(25℃)での状態 固体(金属)
白色
臭い
密度 5.750 g/cm3(白色スズ)
融点 231.968℃
沸点 2603℃
発見者 古来より知られている
含有鉱物 錫石

スズの主な特徴

スズの歴史

発見

スズは古代より人類に知られていた元素のひとつで、紀元前3000年ごろのメソポタミア文明では、銅とスズを混ぜた青銅(ブロンズ)が製造されていました。

単体としてのスズも早期に精錬されており、錫器や鋳物として広く用いられてきました。

名前の由来

元素記号Snは、ラテン語の「stannum(スズ)」に由来します。

英語名の「Tin」や日本語の「スズ」はゲルマン語系の語源を持ちますが、どちらも古代からの伝統的な名称です。

スズの主な用途

スズは、その化学的安定性と融点の低さを活かして以下のように利用されています:

スズの生成方法

スズは主にスズ石(SnO₂)として自然界に存在し、以下の工程で精製されます:

世界的な産出国は中国、インドネシア、ミャンマー、ペルーなど。リサイクルも進んでおり、はんだ屑やブリキの再生利用も重要です。

スズを含む化合物

スズは+2価および+4価の酸化状態をとり、さまざまな化合物を形成します:

スズに関わる研究事例

スズに関する研究は以下のような分野で進行しています:

参考図書

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