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【作問でより深い理解】「問題を作る」という勉強法

「問題を解くのはもう嫌だ」

と感じたことはありませんか?

きっと多くの人がこのような経験をしたことがあるはずです。

それなら問題を解くのはやめましょう。

問題を解かなくても勉強はできます。

それが問題を作るというやり方です。

今回は「作問」を利用した勉強方法を紹介します。

「作問」とは

言葉通り、問題を作ることです。

問題を作るためには、正しい知識と理解が必要になります。

正しい問題であることは最低限の条件であり、そこから良問なのか愚問なのかなどに分かれます。

良問を作るのはとても難しいことです。

問題に使われる知識を深く理解し、問題を解く側と作る側の気持ちをよく把握することで、初めて良問を作る条件が揃います。

実際に良問を作るには、これらの条件が揃った上で、さらに思考しなければいけません。

作問を利用した勉強方法

それでは、具体的な勉強方法を説明します。

正しい問題を作る

一番重要なことは正しい問題を作ることです。

正しい問題を作るためには、調べるという過程が不可欠です。

調べることは、勉強にとってメリットしかありません。

自主的に情報を得ようとすることで、記憶しやすくなります。

また、情報を多角的に捉えることができるので、深い理解に繋げることもできます。

これらが作問の良いところです。

最後までやりきる

問題を作ったら、必ずそれを自分で解いてみましょう。

自分で作った問題なので、解き方はわかっているはずです。

しかし、なかなか解けないことがあるんですよね。

問題を作っているときは、ついつい張り切ってしまい、自分にとって少し難しめの問題を考えてしまいます。

ですが、この少し難しめというのがポイントです。

自分を成長させるのにベストなのは、少し難しめの問題なのです。

自分で自分を成長させられるというのは、とてもすごいことですが、あまり気が付いている人はいません。

やり始めるなら早いうちがいいですよ。

また、単純に問題の作成ミスに気付く機会にもなるので、必ず得ところまでやりきりましょう。

各教科への汎用性

この勉強方法が5教科に対して有効なのかを検討していきたいと思います。

国語

一番目に国語を持ってきたのは間違いだったかもしれません。(笑)

国語は、5教科の中では、最もこの勉強方法を取り入れづらい教科だからです。

現代文はまず無理です。

できるとすれば古典です。

古典は、考え方を変えれば、ひとつの言語として捉えることができます。

ですので、自分で古文や漢文を書いてみるというのはいいと思います。

数学

数学に対しては有効です。

数学はパズルのようなものです。

どんな難問でも、小さな事象を複雑かつ膨大に組み合わせているだけです。

それを自分で問題を作ってみて、体感してください。。

初めから難しい問題は無理なので、簡単な問題から少しずつやっていきましょう。

英語

英語に対しては有効なのですが、作問を言うかは微妙です。

なぜなら、大抵の場合、ただの英作文になってしまうからです。

英作文は非常に有効な勉強法ですが、これを作問と言うかと聞かれると違いますよね。

英作文をしたときは、必ず先生などに見てもらいましょう。

社会

この勉強法が、最も効果的に働く教科なのではないでしょうか。

作問は暗記と非常に相性がいいのです。

ひとつの単語を様々な角度から見て、問題を作ってみましょう。

「関ケ原の戦い」が答えの問題も、10くらいは簡単に作れると思います。

作った分だけ、あなたが対応できる問題も増えています。

理科

数学と同じような理由で、有効です。

ただし、数値の設定はやや難ありかもしれません。

複雑な値になるかもしれませんが、そこは我慢しましょう。

最後に

問題の作成者側になってみることで、新たな見方が得られるかもしれません。

そうやって得た感覚は、絶対にあなたの役に立ちます。

また、問題を作る過程で知識が深まっているのは間違いないです。

少し時間は掛かってしまいますが、作問して損はありません。

週一くらいで、気分が乗ったときにやってみてはいかがでしょうか。