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【英作文】結果を説明する文章を書こう【データ】

「表やグラフから読み取ったデータを説明しなさい」

これは英作文で頻出の問題です。

データを論理的に説明するというのは、大学生に必須のスキルです。

特に理系はこの傾向が強く現れます。

しっかり型を覚えるところから始めて、自信を持って書けるようにしましょう。

データを理解する

まずは、自分がデータを理解しましょう。

これらを確認してください。

主題は、そのデータが何のデータなのかを知ることができます。

注目ポイントは、どこがそのデータの特徴なのかを知ることができます。

ほとんどの場合、データが多く、全てを説明することはできないでしょう。

伝えたいことは、そのデータを作成した人の意図を知ることができます。

導入→詳細→一般化

データを説明するときの基本形は「導入→詳細→一般化」です。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

導入

ここでは、1,2文でデータの主題を説明しましょう。

“show”や”describe”を使います。

Table 1 shows the percentage of ~~.

Figure 2 describes the relationship between A and B.

すでに知っている方も多いと思いますが、表は”table”で、図(グラフ)は”figure”です。

詳細

ここが力の見せ所です。

データの細かいところに触れていきます。

増減に注目する

データの増減は非常に大事な要素です。

値の大きな変化は必ず意味するものがあるので、見逃さないようにしましょう。

また、最大値や最小値にも注目するといいでしょう。

比較表現を使う

比較することで、とても分かりやすい説明になります。

このとき、間違った比較表現になってないか注意しましょう。

The population of America is larger than Japan.

これのどこが間違っているかわかるでしょうか。

きっとわかった方も多いでしょう。

これは比較対象が対等な関係になっていません。

人口と国で比べることはできません。

では、次の例も見てみましょう。

The population of America is larger than the population of Japan.

これはどうでしょうか。

間違いではありませんが、二重のくどい表現になっています。

英作文でこういう風に書くと、減点されてもおかしくありません。

The population of America is larger than that of Japan.

正しく書くとこうなります。

比較表現を使ったときは、比較対象が対等になっているか、同じ言葉が繰り返されていないかを確認するようにしましょう。

使いやすい便利な語句

一般化

最後にそのデータの主張を1,2文でまとめましょう。

必ず注目すべき点があるはずなので、そこをしっかり射抜きましょう。

何でもいいという訳ではありません。

最後に

データを説明するスキルは大学や会社でも求められます。

だから入試でもその力が問われるのです。

高校生のうちにしっかりと身に付けておけば、後から困ることはありません。

慣れれば難しいことではありません。

練習を積み重ねていきましょう。