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【大学受験】高校1年生の勉強法【物理編】

文理問わず嫌いな人が多い物理です。

正確に言うと、好き嫌いがはっきり分かれるのが物理です。

この教科に関しては1年生が勝負です。

1年生で得意教科にできるかどうかで2,3年の運命が決まります。

1年生の間は物理を一番頑張るくらいの勢いでいきましょう。

公式を”使って”覚える

物理は覚えることが非常に少ないです。

公式を覚えていれば、基本的にどの問題も解けます。

公式を自分で導き出せるようになったら、なおさら覚えることは少なくなります。

ここまで聞くと楽そうですが、これが好き嫌いが分かれる理由です。

公式を覚えて、問題で使いこなせるようにすることが重要です。

簡単そうですが、多くの人はこれができていません。

段階を踏んで公式を理解しましょう。

公式をなんとなく暗記する

まずは公式を暗記しましょう。

何も見ずに公式を書ければ合格です。

もちろん、文字の意味も覚えましょう。

ここまでは誰でもやることです。

何も見ずに問題を解いてみる

次に覚えた公式を使って問題を解いてみましょう。

基礎的な問題なら文字に値を代入するだけなので難しくないと思います。

しかし、発展的な問題に進んでいくにつれ問題を解く手は止まります。

何から計算すればいいかわからなくなってくると思います。

これは当たり前のことです。

よくここで自分には物理の才能がないと思い込み、物理を嫌いになる人がいます。

しかし、そんなことは一切ありません。

1パーセントの天才を除き、ほぼ全員がこの壁にぶち当たっています。

では、そういうときどうすればいいのでしょうか。

解答を確認する

すぐに解答を確認しましょう。

1問に10分も悩む必要はありません。

わからないものはいつまで経ってもわかりません。

解答を見て、1行ずつ解読していきましょう。

何の公式を使っているのか、どういう手順で解いているのかを重点的に確認してください。

解答を見ながら解いてみる

一通り確認し終わったら、もう一度問題を解いてみましょう。

このとき、解答は見ながらやってください。

正しい解き方、記述方法で解くことが大切です。

理系教科にオリジナルは必要ありません。

模写する気持ちで解き直してみましょう。

再度何も見ずに解いてみる

最後に最終確認として、何も見ずに解いてみましょう。

模写したときのことを思い出しながら挑戦してみましょう。

最初より少しでも解けるようになっていれば合格です。

できなければ、解答に戻りましょう。

この工程を繰り返すことで、公式は身体が覚えてくれます。

【おまけ】数日後に再挑戦

余裕がある人は解けなかった問題を数日後に再度挑戦してみましょう。

次の日には意外と忘れているものです。

しかし、そこでしっかり復習すれば次第に短期記憶から長期記憶に変わっていきます。

これをやることで、やらない人と確実に差をつけることができます。

微積を予習

物理が嫌いな人が多いのは文部科学省にも責任があると思っています。

数学と物理のカリキュラムで全然連携が取れていないんですね。

数学では1年生の後半から微積を習い始めると思います。

しかし、物理は最初から微積が度々登場します。

なぜなら、微積は物理のための数学だからです。

物理に微積は欠かせません。

そこで、私は国を無視して微積を1年生の頭から学び始めることをおすすめします。

微積の基本だけならそんなに難しくはありません。

独学できるレベルだと思います。

わからないところがあれば数学の先生に聞いてみてください。

微積を知っているだけで、大分公式を覚えやすくなります。

微分・積分の関係で繋がっている公式はたくさんあります。

ぜひ探してみてください。

最後に

一番大切なことは物理のことを好きになることです。

それが最も手っ取り早い方法です。

そのためには、物理が好きだと毎日10回言ってください。

確実に物理を好きになります。

それに加えて今回紹介した学習方法に取り組んでみてください。

物理は将来のあなたを助けます。