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「大学は人生の夏休み」は大間違い!【大学は人生の受験期】

「大学は人生の夏休み」

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?

これは、大学生に時間が有り余っていることを表して作られた言葉です。

受験生の中には、この言葉を信じて勉強を頑張る人もいるわけです。

しかし、現実はそこまで甘くありません。

きっぱり申し上げておきます。

大学は人生の夏休みではありません。むしろ受験期です。

その理由を説明していきます。

大学生は忙しい

大学が楽な場所だと思っている人がいたらすぐに考えを改めてください。

授業時間は変わらない

高校と大学の授業時間を比べたとき、なんとなく高校の方が長いと思っていませんか?

決してそんなことはありません。

もちろん、短くなるところもあります。

そちらの方が多いかもしれません。

しかし、あなたが高校生であるならば、そんなことは期待しない方がいいです。

授業時間は変わりません。

もしかすると、長くなるかもしれません。

課題が意味不明

高校までの課題は、時間を掛ければ終わります。

ネットにも必要な情報はたくさん転がっています。

しかし、大学の課題はそう簡単にいきません。

解答はないし、調べても情報はなかなか出てきません。

袋小路になることは日常茶飯事です。

そういう課題は、延々と時間を無くしていきます。

バイト

進学校や自称進学校に行かれている方は、バイト禁止のところが多いのではないでしょうか。

そういう人たちも、大学に進学すると、おそらく9割以上の人がバイトをします。

これによって、さらに時間が無くなっていきます。

忙しい言い訳にするなら、バイトをしなければいいという人もいるでしょう。

しかし、そういう訳にはいきません。

よっぽど裕福な家庭でない限り、大学に通っていたら家計は厳しくなります。

一人暮らしをしてたり、私立に通っていたりすれば尚更です。

下手をすれば、大学に通えなくなります。

だから、単純にバイトはやめればいいという話ではないのです。

大学生が暇だと感じたら危険信号

ここまで読んでくださった大学生の皆さん。

この記事は嘘をついていると思っていませんか?

大学生が暇だと感じる要因

この記事が嘘をついていると感じた人は、きっと大学生活が暇なのでしょう。

正直、そういう人は世の中に山ほどいると思います。

その要因は以下のいずれかに当てはまると思います。

  • 授業が週10コマ以下
  • 全休が平日2日以上
  • 勉強に対するやる気がない
  • とりあえず卒業さえすればいいと思っている

前半の2つは物理的な項目、後半2つは心理的な項目です。

前半に該当するか、後半に該当するかで、対処方法は変わってきます。

その対処方法については、別の記事で説明します。

しかし、どちらにせよ、暇だと感じている人はヤバいです。

時間を簡単に捨てている

暇に感じている時間があるということは、時間を浪費しているということです。

その時間は、何の生産性もありません。

生産性のない時間ほど無駄なものはありません。

あなたの時間はお金以上の価値があります。

その「時間」を捨てるということは、「お金」を捨てる以上にもったいないことです。

(参考)大学生は 1,400円/日

入学金や授業料などを足して、日数で割ると、大学生は1日で約1,400円支払っています。

すなわち、あなたが大学生であるために、1日1,400円掛かるのです。

これは国公立大学の場合なので、私立大学だともっと高いです。

1日3,000円くらいになります。

あなたは虚無の日々にこれだけのお金を支払いたいですか?

せっかくなら、全力で頑張った方がお得じゃないですか?

大学生活で人生が決まるかも

高校受験で決まるのは、高校の3年間です。

大学受験で決まるのは、大学の4年間です。

就職試験で決まるのは、企業での約40年間です。

これを見て、どう感じますか?

最後の就職試験の重みを感じませんか?

それにも関わらず、努力の比重を反対にする人が大勢います。

もちろん、40年の間に軌道修正をすることはできます。

しかし、それにも労力は必要です。

どうせなら、就職試験の段階で良い軌道に乗りたいでしょう。

そのためには、大学生の間に努力する必要があります。

このような理由から、私は冒頭で「大学は人生の受験期」と述べたのです。

最後に

私は、別に大学生が忙しいのか暇なのかで議論するつもりはありません。

もし空いている時間があれば、有意義に使うべきということを伝えたかったのです。

高校生の皆さんも「人生は人生の夏休み」と思っていたら、その考えを今すぐに改めてください。

大学生活で人生は決まります。