STUDY

受験生の夏休みの過ごし方

受験生にとって夏休みは最後の自分の好きなことができる長期休暇です。

もちろん好きなこととは、遊びのことではなく勉強のことです。

苦手を克服できる最後のチャンスです

終わったときに後悔しないように計画的に過ごしましょう。

苦手を克服

第一優先事項はこれです。

夏休みが終わると苦手を克服するタイミングはありません。

そのまま一次、二次試験を受けることになります。

たしかに、夏休みが終わっても一次試験までには約4か月あります。

それくらいあればいつか克服できるだろうという気持ちはわかります。

しかし、現実はそんなに甘くありません。

学校が始まれば、授業と模試が押し寄せてきます。

3年生の夏休みまで苦手を残してきた人が、その忙しい4か月で苦手を克服するのは絶対に無理です。

とにかく苦手の克服に全力で取り組みましょう。

一次試験を優先

一次試験の勉強をしようか二次試験の勉強をしようか悩んでいる人は多いと思います。

こういう人は一次試験の勉強を優先しましょう。

そもそも一次試験の結果で二次試験を受ける大学を決めます。

一次試験の結果がよくないと、志望校を受験することすらできません。

また、一次試験の勉強をすれば確実に二次試験の成績も上がります。

一次試験は各教科の基礎を満遍なく問うようにしているからです。

一次試験の結果と二次試験の結果は比例します。

ただし、注意が必要なのは理系教科(特に数学)です。

理系教科の一次試験はある程度出題される分野が決まっており、二次試験と難易度の差が大きいです。

特に数学は難易度が全く違い、数Ⅲは範囲にもなっていません。

ですので、理系の人は重要問題集などに取り組んだ方がいいかもしれません。

重要問題集のやり方については別の記事で紹介します。

考えることをやめない

夏休みはやるべきことがとても多いです。

そんな中、過去問を何周するとか重要問題集を何周するかとか決めて頑張る人もいますよね。

これは非常にいいことです。

しかし、このやり方で成績が上がるかどうかが変わります。

やり方を間違えると、全く成績が上がらず努力が水の泡になります。

その間違ったやり方とは、コンピュータになることです。

問題を解くことが作業になってしまうのです。

目的が、問題を解けるようになるから作業を終わらせるになるのです。

なぜこんなことを言うかというと、私がこれだったからです。

地理のセンター試験(一次試験)の過去問30年分を1.5周くらいしました。

なかなかの分量をこなしたと思いましたが、なかなか点数は上がりませんでした。

たしかに2周目の点数は良かったですが、それは答えを覚えただけでした。

皆さんには私の二の舞になってほしくないです。

過去問や重要問題集に取り組むときは、何が解けないのかを常に考え続けて改善していってください。

最後に

受験生にとって夏休みの過ごし方はとっても大切です。

絶対に無駄にはしないでください。

でもたまには休憩も必要ですよね。

勉強につらくなったら、たまには友達と思いっきり遊ぶのもいいんではないでしょうか。

人生で高校3年生の夏休みは1回しかありません。

後悔しない選択をしてください。