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自律神経失調症と闘っている方へ【体験談】

私は去年の2月から自律神経失調症の症状が現れ始めました。

この病気(?)は非常につらいものでした。

今までにかかったどの病気よりもつらかったかもしれません。

この病気の怖いところはいつ治るかわからないことです。

皆さんも見えない不安に襲われていると思います。

そんな中、私の体験談を共有することで少しでも助けになればいいなと思っています。

自律神経失調症を知らない方はこちらの記事をお読みください。

自律神経失調症体験談

冒頭で述べた通り、私は昨年の2月に症状が現れ始めました。

自律神経失調症には様々な症状がありますが、主な症状は吐き気でした。

始めのうちは食欲がなく、食後に気持ち悪くなる程度でした。

しかし、その症状はどんどん悪化していきました。

食べたらまた気持ち悪くなるんではないかという不安から食前にも吐き気を感じるようになりました。

こうなると負の連鎖です。

症状が出始めてから半月ほどで一日中吐き気を感じるようになりました。

この症状は約1か月続きました。

ここで4月になり、私は大学生としての新生活が始まりました。

体調が悪いまま一人で上京しました。

上京する日の朝も吐いてました。

このまま大丈夫なのか不安なまま大学の授業が始まります。

すると少しずつ症状は収まっていきました。

後述しますが、自律神経に悪影響を与えていた原因がなくなっていったのです。

それから今では1年以上経ちます。

正直なことを言うと、まだ完治はしていません。

症状には波があり、たまに悪化します。

外で飲食店を見ると吐き気を感じることもあります。

しかし、確実に改善はされています。

これからも完治に向けて、時間に身を任せたいと思います。

なぜ自律神経失調症になったのか?

私の場合は、この理由にある程度見当がついています。

複数の原因が重なり合い発症しました。

一番大きいのは受験です。

私は当時、少し複雑な立場でした。

とても贅沢な悩みなので、気分を悪くされる方もいるかもしれません。ご了承ください。

私は12月の段階ですでに某有名大学に推薦合格していました。

しかし、自分の実力は全くそこに満たしておらず、周りには私より優秀な人がたくさんいました。

まず、ここで大学への不安と同級生へのうしろめたさを感じていました。

ここまでなら多分自律神経失調症にはなっていませんでした。

追い打ちをかけたのが学校の方針です。(学校のせいにしたいわけではありません)

私は、大学が決まっているにも関わらず、国立大学を受験する必要があったのです。

もちろん勉強を続けなければいけません。

しかしながら、同じように勉強している同級生には絶対良くは思われていないんです。

「なんであいつは大学決まっているのにここにいるんだ」

「なんであいつは自分より馬鹿なのに、あの大学に行けるんだ」

「なんでわざわざ合格枠を減らすんだ」

こんなことを思われていたと思います。(実際に言ってくる人はほとんどいませんが…)

同級生はみんな優しい人たちです。

でもこんな風に思われている気がしたんです。

これらの心理的影響が重なってしまいました。

また、生活環境にも問題がありました。

勉強のため、一日中屋内で生活し、睡眠時間は十分に取れていませんでした。

たしか、一日で外に出たのは10分、睡眠時間は4時間ほどでした。

このようにして、私は自律神経失調症を発症させたのです。

皆さんへのメッセージ

皆さんは今、とても苦しんでいると思います。

発症している症状もつらいことでしょう。

先の見えない不安もつらいことでしょう。

ときには、一生治らないんじゃないかと思うこともあるでしょう。

でも、大丈夫です。自律神経失調症は必ず治ります。

これが一番伝えたいことです。

もう一度言います。

自律神経失調症は必ず治ります。

いつ何時もこれを忘れないでください。

また、症状の改善にはいくつかのポイントがあります。

規則正しい生活をしてください。

毎日、日光に当たる時間を作ってください。

無理をせず、正直に相談してください。

不安を一人で抱え込まないでください。

これらのことは意識してみてください。

これに加えて、一時的な症状の改善には首のマッサージが効果的です。

頭を後ろに倒し、首を回してみてください。

首は神経にとって重要な部分です。

ここを改善することが、自律神経の改善につながります。

今回は自律神経失調症の方の助けに少しでもなれたらと思って、この記事を書きました。

私は皆さんの味方です。

皆さんの症状が少しでも良くなることを願っています。